ChatGPTの脅威・高度AIと どう向き合う
ChatGPTはAIを使って文章を生成したり、質問に言葉で答えを返してくれるチャットサービスです。
昨年末に発表されて以降、国内外に大きな衝撃を与えて話題になっている。
イタリアではChatGPTの脅威を問題視して、一時使用禁止令を発令、後に解除された。
ChatGPTの脅威についてNHKの解説員が解説していたので抜粋・編集して紹介します。(4/14)
解説員が指摘する問題点は
①正しい答えを出すとは限らない。②新しいアイデアを出すとは限らない。これは、過去に誰かが書いた文章をもとにAIが学習しているためです。
③情報が流出する。
また、懸念されることがある。特に影響が大きいと見られるのが、雇用と教育問題。
雇用の面では、単純な企画書の作成などはAIに任せたり、下請け業者に発注せずAIで処理する傾向になる。人の仕事を奪う可能性がある。
新しい時代に対応するために、新しいスキルが求められる。
そのスキルは①高度なAIを使いこなせるスキル ②AIが出す答えが正しいかどうか判断するスキル。
正しいかどうか判断するには、これまで以上に読み書きの基本な国語能力が求められる。
教育の面では、
ChatGPTを使って、小学生が読書感想文を書いたり、大学生がレポートを書いたケースが報告されている。 こうした使い方について、教育関係者からは、AIの利用を禁止すべきという意見もある。
それよりも大きな問題は、AIに頼りきって考える力が衰えないようにすることが大切です。
明治大学の大黒教授は、近年、長い文章をまとめることが苦手な若者が増えていると感じている。
これを食い止めるには、価値観や世界観を備えた様々な情報に接し、それをそしゃくし、自分の考えを体系的にまとめて表現したり、議論したりする習慣が欠かせない。
AIを使いこなしながらも依存せず、日常的に知的な考察を続けていくことが出来なければ、人間はAIに仕事を奪われる危険性がある。
エピソード その13 長く続けるには
習い始めは、雰囲気に慣れずに緊張して疲れ、今日【は】疲れたから、明日は休みたいと思うことがある。
少し前、4月から習い始めたS君。
迎えに来たお母さんと、今日【は】疲れたので明日は休みたいと話していた。
私は、明日は確認テストができるからね、疲れたから明日【は】休むが【も】にならないようにと、一言いった。
翌日、S君は見事合格した。休まないで良かったねと、お母さんはS君の顔をみながら言っていた。
その時々の風景 70
私は難聴が少しずつ進んでいるようだ。
相手の話は連続して聞き取れず、話の中の単語?しか聞き取れない。
ので、聞き取ったいくつかの言葉と、頭の中にある情報をつなぎ合わせて対応するから、話はチンプンカンプンだ。
ChatGPTのように上手く言葉を作り出せたらいいのだが・・・
私の情報量はAIが持っている情報量とは比較にならない。
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