藤井棋士の能力 と 青木悠二郎君の能力
藤井棋士が終局後の語る言葉は、デビュー当初から中学生離れしていると話題になっている。
将棋のことが分からない私には、対局結果より藤井棋士が語る言葉に関心が向く。
でも、藤井棋士の強さの秘密を知りたくて検索した。
「藤井棋士の強さは、読みの深さとスピードが独特で『脳内将棋盤で読む』と『符号化して読む』を交えているので、プロ棋士でも理解出来ない独特な『読み方』です。(中略)
暗算も頭の中に『そろばん』をイメージして珠を動かす、これは将棋で言う脳内将棋と似ている」
(number 1010号[雑誌]Webより抜粋)
脳科学者の茂木健一郎さんは、藤井棋士の能力ならぬ「脳力」は「45分の授業は5分あれば理解できる」と言っている。
(日刊スポーツ)
また、藤井棋士の強さの秘密に師匠の杉本八段は、「悔しがる力」を挙げている。
自身の著書に「投了すると同時に目の前の将棋盤を抱きかかえて、顔を押し付けて吠えるように泣き叫んでいました。(中略)それだけ悔しがる藤井を頼もしく思いました」(中略)福原愛も小さいころは負けてギャン泣きしていた。悔しさとは上達への原動力でもあるのだ」(後略)との文面がある。
読み上げ算日本一の輝いた青木悠二郎君の能力は、藤井棋士の能力と同じと思う。
過日、うちの生徒の青木悠二郎君がテレビに出ると友人に伝えた。
その後、友人から、青木君は読み上げの早さについて行けず、机にうつ伏せになって、諦めて寝ているように見えた。
“ゴメイ”の声で、集中するためのポーズだったのかと、納得したと言っていた。
エピソード その6
今年の四月、五年生のRさん(女の子)が入塾した。
今、F1の練習をしている。
上達のスピードが速いので、どうしてそんなに頑張るの、と聞いた。
すると、即、早くみんなに追いつきたいからと返事が返ってきた。
入塾当初は、Rさんもみんなと同じように、「足せない〇〇は・・・」の用紙を見ながら練習した。
算数が得意な子は、7+8などは、頭で15と計算して、珠を一気に15と動かすことがある。
ので、Rさんには「足せない・・・」用紙を見て、指の動かし方を自分で考えろ!自分で考えろ!と何度も注意した。Rさんは泣きながら何度も繰り返し練習していた。
泣いても休まず、家で練習している、と言って頑張っている。
Rさんの上達は上記の「悔しがる力」が活きているのでしょう。
「悔しがる力」が弱い人は「喜ぶ力」で上達できると思う。
「喜ぶ力」が弱い人は周りからの励ましで強くなり、特に子どもは、親の喜びで「喜ぶ力」が大きく育つのではないだろうか。
時々の風景 その63
この前、テレビでジャパネットの “掃除機を下取りして5万何円を2万9千8百円!!今すぐ電話を“ につられて買おうとした。税込み32,780円だ。
チョット待てよ、と思い、型番をメモしてK2デンキに行った。
女性の店員がいろいろ説明してくれて、ダイソンの3万6千円を勧められた。
もう少し値引きを、と言うと、3万4千円→3万2千円でどうですかと。
ジャパネットに近い、値切り徳したと思って買った。
ところが、3日後、買った同じ機種をJoshin電気で“3万円を切りました”のチラシが新聞折り込みに。ショック!!
でも、使いやすい。まぁ~いいか
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