左脳の時代から右脳の時代へ  2020 2月

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左脳の時代から右脳の時代へ

アメリカではフリーランス(特定の企業に属しない)が50%を超える時代になり、会社がなくなるとも言われています。

ダニエル・ディーン氏の「モチベーション3.0」によると産業革命から1900~2000年は言われたことをやる左脳の時代で、これからは言われてことをやる時代ではなく、自分で何かを創り出す時代になると言われています。従ってそろばんの力が必要とされる時代になるのです。(黄 俊豪先生の講演記より)

黄 俊豪先生:“そろばん式暗算”が子どもの右脳を鍛える!の著者。そろばんを通じて学力アップにも尽力し、超難関中学・高校に続々合格者輩出。

内なる「やる気!」を持続

内なる「やる気」を持続するのは簡単ではない。(中略)

人間の癖を直すにはしつこさが必要だ。新しい「習慣」「癖」を身につけるための反復練習が欠かせない。スポーツでも音楽でも一芸に秀でた人がみな通る道。それは驚くほど単調な練習を、驚くほどしつこくやることである。その結果、前人未到の境地に到達する。そういう技能を持った人が長い目で見れば大きく報われる。        (著書:モチベーション3.0)

  そろばんの効用

河野貴美子先生(日本医科大学)の研究発表で、有段者の珠算式アンザンは右脳を使用していることが判りました。問題解決・発明などのヒラメキは右脳から発生すると言われており、問題解決の思考回路を最短距離で結ぶ「脳力」が開発されます。 また、「指先トレーニングが、シナプスの絡みを促し、ニューロンネットワークを構築する」と、林 寿郎教授(大阪府立大学)が力説されています。新しいシステムを生み出す発想力は、どの分野でも求められる必須「脳力」です。すなわち子どもたちが、身につけなければならない「脳力」のひとつともいえます。  (ネットより)                   

 日本競歩陣・強さの理由

“世界最強”の日本競歩陣、実はある共通点があります。彼らは長距離で結果が出ず、余儀なく競歩への転向の挫折を経験しているのです。(NHKおはよう日本1/24)

 失敗や挫折を乗り越えるには本人の走り続ける強い意志に加え指導者や家族の支えがあったのだろうと思った。

 そろばんにおいても生徒(子ども)が挫折しそうになった時、子どもは未だ自分でそろばんを続ける強い意志は持ち合わせていないことが多ことから、それを支えるのは指導者であり家族の支援が必要だと思う。 

挫折を味わった彼らが挫折から這い上がる姿を見た時、上記の「驚くほど単調な練習を、驚くほどしつこくやること」の実例だと思えた。

時々の風景 その36 

 先日、1年生の生徒A君。「先生より計算が早く出来て困るんだ~」と。

ニコニコしながら嬉しそうに話しかけてきた。

 何人かの生徒に一問5点、23コ出来たら何点?と聞くと、A君すかさず115点と即答。さすがに速い。

 他の生徒も少し間をおいて回答できた。

お母さん方も遊び感覚でやれば楽しく遊べますよ。

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