『GRIT(グリッド)「やり抜く力」』
著書、『GRIT「やり抜く力」』はビジネスマンの自己研鑽や、子育て・教育に役立つと、数年前、ベストセラーになった本です。著者:心理学者アンジェラ・ダックワース
著者のダックワース氏は、米軍士官学校の適正試験に高得点で入学する士官候補生が、厳しい訓練に耐え抜けるかどうかを予測する「グリッド・スコア」「粘り強さ」を計る方法を開発した。
同書では、ビジネスやスポーツ、その他のあらゆることにおいて、成功の最大の要因は、才能や知性では決まらない。
「やり抜く力」が強いほど成功率が高いと位置付けている。
そろばんは、「やり抜く力」を鍛える最強の習い事
ダックワース氏は「やり抜く力」は環境から影響を受けるという特徴があり、「やり抜く力」を強くするには、「やり抜く力」が強い集団に入れば良い。
また、子供の頃、課外活動(そろばん含む)を積極的に最後までやり通すことは「やり抜く力」を鍛えることになる、と述べている。
そろばんを前記に倣って考えると、高いレベルの教室で習うこと。そして、目標にする生徒や競争する相手がいる教室で習うこと。それが、「やり抜く力」を鍛える最強の習い事である、と信じている。
高いレベルの教室とは、国内有数の全国大会に出場している教室と思う。(井の中の蛙でない、大会の結果はネットで視聴可)
県内で全国大会に出ている教室を探すと、新潟市2校・三条市1校・長岡市1校(小黒教室)、が見つかる。
(2022クリスマスカップ大会成績発表→成績公開→検索)
エピソード その14
算数が得意そうな生徒と幼稚園生算数が得意そうな生徒を見て、以前、寺田寅彦の「科学者とあたま」のことを書いたのを思いだした。
【科学者になるには、『あたま』がよくなくてはいけないが、一方で、科学者は『あたま』が悪くなくてはいけない。
『あたま』がいい人は富士山の裾野で頂上を眺めただけで富士山の全体を知った気になる】という話しを取り上げた。
上記の著書「GRIT『やり抜く力』」も同様なことを記している。才能がある人は努力を尽くさないことがある、と。
そろばん界に置き換えてみると。
そろばん入門の時は、計算の経験がない低学年も計算が出来る高学年も、同じ方法で指導する。
たとえば、足せない9は10足して1を引く、と理屈抜きで指を動かす。
ところが、『あたま』が良い子は、並んでいる数字が目に入ると、脳は瞬間的に計算しなければと働くようだ。ので、指の動きが一瞬止まる。でも心配することはない。すぐに上手くなるから。
一方、計算を知らない幼稚園生・低学年生は計算できないだけに指が素直に動く。
どちらも、先が楽しみ、大いに期待しています。
時々の風景 その71
大食いを笑いのネタとしているテレビ番組がある。私には見るに値しない。大食いの場面が出る番組は、即チャンネルを切り替える。
今、世界の中で地球温暖化に加え、ウクライナ問題で、貧困・飢餓で苦しんいる国々ある。
その様子がテレビ画面に映り出される。
インドのモディ首相は「戦争なんかしている場合ではない」とプーチン大統領に言った。その通り!!戦争早くやめて!
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