可愛い子には旅をさせよ は死語?
小黒珠算教室「おたより」㋊号を読んで、ここまで育て方が進化?したかとびっくり。
親は自分の子の能力を過小評価しているのではないだろうか。子どもを信じて背中を押してやれば、見違えるほど成長することもある。
親が子どもの先に出て道先案内すれば、子どもは迷うこともないかも知れない。しかし、親の道案内が正しい案内とは限らない。
子どもは障害物を見ることも無く、対処する経験も出来ないまま、いきなり厳しい海原に出たら戸惑うのではないだろうか。
2002年頃?からゆとり教育が始まり、「褒めて育てる」がもてはやされ「叱ってはダメ」と誤解 された面もあったようだ。もちろん怒るのはダメ。執拗に叱るのもダメだが・・・
「叱れた経験がほとんどない」人が増えている、また、それに伴い、「注意や叱責に耐えられない」 若者が多いと聞く。
著書:伸びる子どもは○○がすごい・サブタイトル:勉強ができても生き残れない より 著者:榎本博明
学校・塾からの連絡事項を忘れた、伝えられない時は「先生の話をしっかり聞いて来い」と叱ってもいいのではないだろうか。
今でも、ゆるゆるの育て、教育が流行っているようだが、それでいいのだろうか。 「可愛い子には旅をさせよ」「獅子の子落とし」は死語になったのか?
小黒珠算教室は、そろばんだけでなく、敢えて、社会人として求められている「自分で考え」「自分で行動」が身付くように、厳しく指導しています。
エピソード その9 私はそろばんが出来ない
「ぱちぱち練習会」に毎回兄弟で参加させて、送迎をしているお母さんと話をする機会があった。
「私はそろばんが出来ないから、子どもにどう接したらいいかわからない」と。
このように、そろばんが出来ないお母さんは、多いのではないだろうか。そろばんが出来るから、 上手く接することが出来るとは限らないと思う
「名選手、名監督にあらず」の格言がある。
そろばんが出来るお母さんは、あれやこれやと首を突っ込み過ぎて、子どもがやる気を失うこともある。
先のお母さんは、子どもを「ぱちぱち練習会」に参加する意欲を大事にして、背中を押している。 また、話から、家では兄弟で競い会っての練習など、親子で楽しんで練習している様子が伝わってきた。
そろばんが出来ないお母さんほど、子どもの上達をみて「○○ちゃん凄い!」と心の底から発し、子どもに心の奥まで響く。
これこそが“名監督”です!!
アバカスサーキットの点数を気にして見ていると、確かに順調に上達している。楽しみだ。
時々の風景 その66
東山テニス場の周りの木々が色づき始めた頃、テニス仲間でテニス場から見える尾根の先の三ノ峠に登ろう、との話しが盛り上った。
私たち夫婦は30年も登山から遠ざかり、登る自信は無かったが、話の雰囲気にのまれ、登ることにした。
リーダーのゆっくりした歩きで、何とか登れた。
東山はクマが出るので、“クマに注意”の警告が出ていた。
クマ除けの鈴を忘れての入山。
ところが、妻ともう一人の女性の甲高い声で途切れないお喋りで、鈴要らずで、無事下山。
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