「やり抜く力」
勉強でよい成績取るにもビジネスで成功するにも「やり抜く力」が重要と、心理学者のアンジュラ・ダックワース教授は著書「生き抜く力GRIT」で言っている。著書の一部を紹介します。
よい成績を取る子どもたち
能力の高い生徒が必ずしもよい成績を取るとは限らない。
よい成績を取る子どもたちは、決まって欠席もせず、授業中はふざけたりせず、よく質問をした。最初から理解できなくても、諦めずに何度でも挑戦した。こつこつと努力したことが成績に表れる。
「やり抜く力」を伸ばすには
ピアノやバレエなど、体系的な練習が必要な課外活動(習い事と解釈する)は「やり抜く力」を伸ばすのに効率的だと思っている。こうした課外活動には、ほかの活動にはない重要な二つの特徴がある。
ひとつは、親以外のおとなの指導を受けること(温かくも厳しい指導者が望ましい)。もうひとつは、このような活動に取り組めば、練習に励み、目的を持ち、希望を失わずに取り組むことを学べるからだ。
「マイクロソフト社の採用基準」は
IQやプログラミングスキルの高さではない。最後までやり遂げる能力だ。(一般の企業でも共通する採用基準と思う)
そろばんは「やり抜く力」を伸ばす最強の習い事
そろばんは、無理のない目標に向けて、体系的な練習を行うため練習を長期間継続できる。
その結果、「やり抜く力」が身につき、勉強を諦めずにこつこつと努力してよい成績を取ることができる。
科学者はあたまが悪くなくてはいけない
このタイトルは、ネットで検索した寺田寅彦の随筆「科学者とあたま」のごく一部の文言です。
末尾には「(科学者は)頭が悪いと同時に頭が良くなくてはならない」とある。 ※「科学者とあたま」はネットの朗読で聞くことができる。(面白いですよ)
そろばん式暗算はあたまが悪くなくてはいけない?
「そろばん式暗算(以下「暗算」という)は頭が悪いと同時に頭が良くなくてはならない」。
さんすうが得意な生徒は筆算の計算が頭に浮かぶ。
さんすうが得意でない・さんすうは未だ習っていない生徒は、数をそろばん珠に変換して珠が頭に浮かぶ。
たとえば、12+15、こんな問題を暗算でやると、頭の良い生徒はすぐに頭に27の数字が浮かぶ。
さんすうを習っていない生徒は、数字を珠に変換して頭に十の位に珠が二個、一位に5珠と一の位の珠二個が浮かぶ。
“暗算は頭が柔らかい低学年から始めるのが良い”
時々の風景 その45
先日、二階のリビングのテーブルで孫が勉強らしい?格好でいた。
「勉強しているの?大したもんだね」と声を掛けた。
孫は「やったー!褒められた」との声。
嬉しそうだった。
孫の声で周りの者もニコニコ笑う。
一つの言葉で周りが和やかな雰囲気にもなる。
けげんな雰囲気にもなる。
「ありがとう」は魔法の言葉と言われている。
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