化粧で声が変わる
私たちは日常の生活は五感からの情報を基に生活している。
目が不自由な方はどんな情報を基に生活されているのだろうか?知りたくて著書:「目が見えない人は世界をどう見ているのか」を手にした。その一部を抜粋します。
見えない人はお湯が沸く音やドアが閉まる音、声の反響具合によって、自分が今いる場所についての情報を把握しています。
他にも、「声によって女友だちがお化粧をしているかどうかがわかる」という。お化粧をしていると、「声のハリ」が違うのだろうか。
見えない人から直接聞いた話です。「すごい!」という驚愕の背景には、見えない人を劣った存在とみなす蔑(さげす)みの目線があるからとのことです。
聴覚や触覚で状況を判断するのは見えない人にとっては「当たり前」なのです。
この「当たり前」のことを「すごい!」言われるのは嬉しくない。
自学自習の時間調査
地元の中学校で自学自習の時間の調査のデータ
を見せて頂く機会があった。
データを見ると、自学自習の時間が思っていたより多く、
その差を知りたく、調査の方法など尋ねた。
単純に家庭での勉強時間を記入するのか、と思っていたが、塾での勉強時間も加算するとのこと。
ある生徒が「中学生になったら学習塾にいくんだ」と言っていた。
前記の調査とは関係はないだろうが、近年、塾に通うことが当たり前になっているようだ。
東大・京大で一番読まれた本として話題になった著書「思考の整理学」で著者の外山滋比古さんは、「簡単に教わったことは、簡単に忘れる」といっている。
学習塾に通うだけでなく自分の頭で考え、意欲的に学習しなければ効果が薄れる、と言えそうだ。
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