アウトプットの力が必要
プロボクサー村田良太(WBA世界ミドル級王者)と哲学者萱野稔人さんの対談があった。
NHKの番組「SWITCHインタビュー達人」で。
村田選手はプロボクサーとして活躍中だが、闘う哲学者も呼ばれている。
対談で萱野さんの言葉が印象に残る。
【大学生に言いたいこと】
高校までは、ずーっとインプットの勉強だった。社会に出てからは、アウトプットの力が必要になるし、アウトプットの力を評価する。
どんなに勉強したとしても、アウトプットの質が低いと評価されない。
だから、大学生になったらアウトプットを勉強しなさい。
図書館で見かける親子
萱野さんの言葉【大学生に言いたいこと】は大学生に限らない。むしろ小学生から学んだ方がいい、と思う。
アウトプットの力を試されるのは、社会に出てからとは限らない。高校入試も年々考える力をみる記述式が多くなっている。
推薦入学では小論文を書かせる高校も増えている。
2020年度から導入される大学入試は、思考力を重視するとし、現在のセンター試験よりかなり難しくなる。成績が二極化する心配がある、との新聞記事を目にした。
この二極化が今、問題視されている格差社会につながっているのではないだろうか。
たまにしか行かない図書館で同じ親子を見かける。
その子Ⅿ・Hさんは読書感想文コンクールで最優秀賞を受賞した文章を新聞で見つけた。彼女は学校では成績優秀らしい。
読書はアウトプットの質を高めると言われている。
受験間際になって慌てて読書の習慣を身につけようとしても間に合わない。読書習慣は小学生時代から身につけよう。
三ちゃんの作品です。
コメント