失敗を過度に恐れる若者たち
失敗を恐れる気持ちはだれにでもある。だれだって失敗したくない。でも、失敗をあまり恐れると、気持ちが萎縮し、伸び伸びした行動を取れなくなる。
学生たちをみていても、失敗を恐れて何ごとに対しても躊躇する傾向が強まっているように感じる。そうした傾向について学生たちと議論したことがある。そこで浮上したのは、失敗経験の乏しさだった。
先生の指示に従って動けば間違いないし(中略)
私は常々疑問を感じてきたものだが、面倒見の良さが失敗を過度に恐れる心理を生み、自発的な動きを妨げているのではないだろうか。(中略)
AIなどの発展により、これからますます先の読めない時代になっていく。予測不可能なのだから、失敗を避けることはできない。失敗しながら歩んでいくしかない。失敗を恐れていたら前進できないし、失敗にいちいちめげていたら身動きが取れなくなる。そんな時代に求められるのは、失敗への対処能力を高めること、そして失敗から学ぶことである。(後略)
著者:心理学博士 榎本博明 著書:伸びる子どもは○○がすごい
そろばん学習は検定や大会が数多くある。検定や大会にチャレンジする体験や、失敗を体験する場が多くある。
チャレンジは自発的でないと、失敗したとき人のせいにする。失敗から学ぶことも薄れる。
チャレンジに失敗してもポジティブに評価してやれば、チャレンジを楽しみ、失敗を恐れなくなるのではないだろうか。
よく、検定にはお金がかかる「失敗したらお金がもったいない」との声を耳にすることがある。その声に失敗を恐れ、気持ちが萎縮して、検定に失敗することもあるようだ。
新型コロナ禍から学ぶ
中国武漢から発した新型コロナウイルスがまたたく間に世界中に広がり、感染者数は6/8
現在、世界で700万人、死者40万人と報じている。
経済は感染防止に「3密」を避けるようにとの自粛要請で、経済は勢いを失い、多くの人々が仕事を奪われた。
契約社員やアルバイトで生活していた人々は収入を絶たれ生活に困窮している。小黒珠算教室も例外ではない。(涙涙)
経済は契約社員やアルバイト社員の雇用で成り立っている面があり、そこに仕事を求めて生活している人々が大勢いる。
今回の新型コロナ禍は契約社員やアルバイト社員が最初に解雇にさらされる危険性があること教えてくれた。
将来も同様な「新型コロナ禍」が発生するかも知れない。
「新型コロナ禍」から身を守る術を今から整えておこう。
時々の風景 その39
スマホは老人も手にする時代になった。
ガラケーを持ち歩いていた時代、スマホはいらない、ガラケーで十分だと思っていたが、いざ、スマホを持つと、結構便利だ。
スマホを十分に使いこなせないばかりか、LINEで四苦八苦して若い人にメッセージを送ると、瞬時に返事が来る。
流石に年齢差を見せつけられた。
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