文章作れぬ若者
“文章作れない若者”私の若いときのことを思い出す。
入社試験で「友達について」の作文の出題で二行しか書けなかった(美味しかった・楽しかった派)ことを思い出した。穴があったら入りたい気分だ。
このタイトルは池上彰さんの著書「なぜ、読解力が必要か?」の“はじめに”に出てくる文面の気になる一言です。
本の一部を少し紹介します。
絵文字が読解力を低下させる
「文章を書く力」そして文章を読み解く力」の対局にあるのが、絵文字やLINEスタンプです。これらが読解力低下の原因になると私は考えます。(中略)感情表現を文章に綴らず、スタンプや文章内の「絵文字」に頼ってしまうことで、受け手側は「文章で真意を理解する機会」を、送り手側は「文章で真意を表現する機会」を失い、つまり読解力を鍛える機会を失っているのです。(後略)
本好きな子は国語以外もできる
子供向けの各種調査においても、「読書が好きな子は読解力がある」「読書が好きな子は国語も数学も英語も成績がよい」
という結果が出ていて、読書の重要性がわかっています。
(後略)
クイズ王と教養のある人の違い
(前記 本や新聞、学校の授業などから得るものは、知識です。例えば一問一答のクイズに即座に答えることができる人は、知識が豊富で「物知り」です。
ただし物知りイコール「教養のある人」とは限りません。 物知りは、記憶力を駆使してものごとをバラバラに知っているだけなのです。
それらの知識を自分の言葉にして伝えられたり、知識と知識を結び付けて何らかの論理を作ったりと、自由自在に駆使できるようになって初めて、その人は教養のある人だと言える。
孫の前では本を開く
上記の池上彰さんは著書の中で「読解力の向上には読書が不可欠」そして「子どもが読書好きになるかどうかは、親次第です。親が本を読まずに『本を読め』と子どもに言うだけでは読書の習慣は身につきません」と言っている。
私は「親が本を読まず・・・」の「親が・・・」を「おとなが・・・」と読んでみた。
私は親ではないが、孫が私の部屋に「本校(旧四郎丸教室から移転)に送って」(ください)と入ってくる。
そんな時、寝そべってテレビを見ている姿は見せたくない。
ので、できるだけ孫の前では本を開いている。
“子どもはおとなをみている”
時々の風景 その47先日、スマホ(SoftBank)(私と妻の2台)が、電話中に音声が途絶える。修理予約して店に出向き不具合内容(前記)を伝えた。
早速、対応してくれて店員が不具合を調査を始めた。
2台のスマホをテーブルの上に置き、私のスマホから妻のスマホに呼び出した。すると、ピ~とハウジング音が響いた。
「お客さん、夫婦でこんな近い距離で電話しませんよね」と。
私は思わず「そんなことするわけないだろう!」「不具合はさっき言った通り!」と声を荒立てた。
隣の妻は「そんなことで怒らないで」と。私のことばは「カスハラ」?
店員はマニュアル通りの対応をしたなのだろうが・・・
「カスハラ」:カスタマーハラスメントの略。客が店員に理不尽な文句をつけること。客は主に中年男性だそうだ。 私は後期高齢者だ。
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