心のなかの勝負は51対49 2020 4月

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心のなかの勝負は51対49のことが多い                  

あの時やっておけば良かった、と思うことはしばしばある。

その時の心の中は「51対49」の僅差で「止める」に傾いたのだ。

このことを臨床心理学者の河合隼雄氏は著書に「こころの処方箋」で“心のなかの勝負は51対49のことが多い”と書いている。

 そろばん(暗算)を「やめようか」、何度も受験したが、もう少しのところで不合格。悩む。「悔しい、もうちょっと頑張れば」とも思っている。でも、まわり(保護者)は安易に嫌だったら「止めれば」と背中を押す。2%の差のせめぎ合いの勝負は、あっけなく決まる。

小黒珠算教室は、検定に合格することだけを目的にはしていません。もちろん、合格すればそれはそれで良し、ですが。

 そろばん(暗算)を6年生まで、中学まで、と長く続けることを目標に掲げ、目標まで厳しい練習を成し遂げ「やり抜く力」

「人間力」などを養い、将来に役立てて欲しいと願っています。

 目標まで成し遂げれば、暗算力はつき学業にも社会人でも大いに役立つはずです。それが小黒珠算教室の目的の一つです。

  入学翌日にオーディション

 著書「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の中でタイトルの文が目に留まった。

この本は著者ブレイディみかこさんが、息子がイギリスの中学校生活を入学から一年間を書いたものです。

イギリスの社会の底辺の部分をありのままに紹介していて面白い。

イギリスの小・中学校では入学式や卒業式がないそうだ。

これには驚いたが、入学翌日にオーディションにも驚く。

オーディションの目的は何なのか?興味がわき読み進むと。

「イギリスは俳優を大量育成するために学校で演劇を教えているわけではない。日常的な生活の中で言葉を使った自己表現能力、創造力、コミュニケーション力を高めるための教科なのである」とのこと。他にも底辺の生活、差別、ボランティアなど知らされることが多かった。

遊び心で その2

 いま、子供たちの「考える力」が不足していると言われている。そこで、次のようなことを遊び心で計画した。

一.目的:「考える力」を遊び感覚で身につける。

  日常生活で暗算が抵抗なく出来るようになる。

例題:前回に続く(宿題編)

2.お母さんに読んでもらってください。

かもめ第三小学校の5年生3組の磯野カツオ君のクラスでそろばん授業がありました。

カツオ君はそろばん授業が面白かったので、小黒珠算教室でそろばんを習うことにしました。カツオ君はM3の問題を習っている。

今日のテストは50点を目標にしていました。

今日のテストの結果は、暗算で出来たのは 16こ。

そろばんで出来たのは 7こ、でした。

採点方法は、暗算で出来たら、1つ2点、そろばんで出来たら、1つ1点です。(暗算でやることを促すため、暗算を高点に)

※:M3は初級レベルの問題。簡単な加減算を、3口を40問です。

【もんだい】 

⑴カツオ君は何点ですか。

⑵目標の50点まであと、暗算で何個 そろばんで何個出来れば

いいですか。50点を超えてはダメです。

二つの方法を考えてください。(目標の50点になればOKです)

時々の風景 その37

毎日新型コロナウイルスのニュース。

世界中で猛威をふるっているコロナウイルスの為に不要不急の外出は慎めと、まさに姿が見えない敵との戦闘状態だ。

 おかげで、市の公共施設は全て使用禁止令が下り、高齢者も子どもも行き場を失った。

野外のテニス場もだ。青空の下なのに三密? 愚痴をいいつつ我慢・我慢。

早く収まるのを願うのみ。

青空の下ではやくテニスをやりたい!!

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