私はカッパになった
喜びを伝えたい。「頑張りました」「今度は、パパ、私もカッパになったよ」と声を詰まらせ、そう語ったのは、最年少(14歳)で今大会(パラ五輪)の日本チーム第一号のメダリスト山田美幸さんです。
伝えたいパパは、2年前にこの世を去った。幼少期に「俺は、昔はカッパだったんだよ」と冗談を言って、水泳の楽しさを教えてくれた、パパ。
美幸さんがパラ五輪の選手まで急成長したのは、座右の銘、渋沢栄一のことば「無欲は怠惰の基である」を学校の授業で教わり、夢に向かって、本気で取り組む大切さを学び、本気でパラ五輪でメダルを取ることを夢見て練習に励んだ。
来年は高校受験に向けて勉強に集中するそうです。
勉強も頑張って欲しい。そして、メダルを手にしたときのような朗報を今からこころ待ちにしている。
英語は市の英語スピーチコンテストに出場するなど、英語は好きとのこと。
美幸さんの今大会で見せた振る舞い・マナーも素晴らしい。
プールを出ると一礼。最後の決勝レースではプールに「泳がせて頂きます」とあいさつしてからレースに臨んだと言う。
インタビューでは少し恥じないながらの「満面の笑み」が印象に残る。
今回のパラ五輪は先に行われた五輪より感動する場面が多く、やってよかったと思うようになった。コロナ感染者が急増する中での五輪開催には難色の立場だったが。
「無欲は怠惰の基である」の言葉はそろばんの生徒に送りたい。夢(上達)に向かって本気で取り組んで欲しい。最近、意欲の格差を感じることが多い。
上達の度合いを客観的に見るには、検定やアバカスサーキットに挑戦するのがいい。アバカスサーキットの結果は小黒珠算教室だよりに記載されているので見て欲しい。
全国学力テスト 読解力で苦戦
文部科学省が今年の全国学力テスト結果を公表した。
結果の分析によると、数学・国語とも文章の読解力が求められる設問で苦戦する傾向がみられた。また、同時にアンケートの結果も公表した。
新聞を読む回数が多い子ほど全教科で正解率が高い。(日報・9/1)
新聞を読む子・・・は、と言っても、最近は新聞を購読する人が減少しており、新聞社の宣伝では、と疑う。
一方で、NHKニュースでは
文部科学省が全国の小中学生を対象に「家庭の蔵書数」を初めて調査したところ、25冊以下が3割を占めた一方、蔵書数が多い方がテストの正解率が高くなる傾向が明らかになりました。(9/5)
アンケートに答えられない大学生
本を読まないせいで学生たちの語彙力も読解力も低下しており、以前は普通に実施できたアンケート調査や心理調査をするのに支障を来す学生が出てきた。知っていても当然と思われる言葉を知らない。「だって、こんな言葉、友達との会話で使わないし、LINEでも使わないし」。LINEでは豊かな語彙に出会うことはない。
これでは授業で先生の話しなど分かるはずない。大学生に限らない、小・中学生でも同じだ。
よく本を読む子は、語彙力・読解力が高い。
著書:「読書する子は○○がすごい」から抜粋 著者:榎本博明
時々の風景 その53
先日、マイナンバーカードの申請に行った。
国は、マイナンバー制度は利便性の向上などといい、申請したほうがいいと煽る。
しかし、申請手続きをする人が少なく、3月末までに申し込み期限を4月末まで延長した。
更に、普及促進を目的に申請すると、5千ポイント(5千円)を貰えると制度を設けた。
私は利便性の向上には関心がなく、5千円を手にしたく申請した。
仲間も同じことを言っている。
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